田植えの頃

季節を追って新緑まではブログアップしていたが、田植えをすっかり忘れていた。
縮小気味になりつつあるが、現在進行中の課題の近鉄大阪線でも何か所かで撮影している。
地元の伊賀界隈の田植えのピークはゴールデンウイーク頃。西に向かうごとに遅くなり、奈良盆地や大阪では6月頃になる。
反対に紀勢本線の早いところでは4月に田植えが始まる。

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機械植えの後、間が空いた箇所や機械の入らない端などは手植えになる。泥に足を取られる大変な作業。

デジタル一眼を手にした頃でメインはまだまだ6×7フィルムだったが、こうした手持ち撮影のスナップ写真では機動性のあるデジタルを使うようになっていた。もう6年も前の写真で860系865Fの広告ラッピング電車の姿も懐かしい。

2010.5 伊賀鉄道
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二段式門型架線柱

なにやら難しいタイトルだが、近鉄を撮影するようになってやたら目立つように感じたのがこの二段式の架線柱。
ただでさえ約30年近く非電化区間をメインで撮影してきたので架線柱の処理には未だに苦慮している。
特に近鉄はこの背の高い架線柱が大体の区間でひとスパンごとに立っており、写真に撮るととにかく目立ってしまうのだ。

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この架線柱は中段に梁がないので厳密には二段式とは言えないのかも知れない。
鮮魚列車と新緑を狙ったのだが、絶妙?な位置に聳える立派な架線柱は立ち位置を変えてもかわしようがなかった。
最近では見慣れてきたせいか「近鉄らしさ」として画面に入ることに抵抗がなくなってきた。
ん?これもすっかり病気ってことか。

2016.4 近鉄 大阪線

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惜別DD51-852 最終回 ~最後の花道~

紀勢貨物、最終2088列車。
船頭を務めるのはDD51-852。
さよならマークも何もない普段通りの姿。
だから良かった。貨物列車なのだから。

この日に合わせたかのように見頃を迎えた水仙の花がまさしく「最後の花道」を彩る。
線路と水仙の花に降り注ぐスポットライト。
私にとっての紀勢貨物ラストシーンには充分すぎる舞台が整った。

そして16時21分。
その時がやってきた。

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言葉は何もなかった。
ただただ万感の思いで見送った。


「惜別DD51-852」特集、最後までご覧いただきありがとうございました。

2013.3 紀勢本線

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惜別DD51-852 ~最後の仕事~

紀勢貨物最終日。
長年に渡り貨物列車を送り出してきた操車係の方々も今日が最後の仕事。
思えば鵜殿駅での入れ換え作業等、いつも快く撮影させていただいた。

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コンテナの戸締り、封印のチェックも大切な仕事の中のひとつ。
雨の日も風の日も変わらず続けられてきた地道な作業も今日まで。
下り方からひとつひとつ入念なチェックが行われ、ついに最後のコンテナ。
「お疲れ様」
DD51-852が傍らでそっと見守っていた。

しばしの間、お付き合いいただいた「惜別DD51-852」。次回で最終回にしようと思います。

2013.3 紀勢本線 鵜殿


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惜別DD51-852 ~単2089列車~

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今日の2089列車は荷がない。それが意味するのは明日からずっと永遠に荷がないってこと。
大好きだった二木島の町で見送った。
DD51-852の後ろ姿がどことなく寂しげに感じた。

2013.3 紀勢本線 二木島

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惜別DD51-852 ~川添駅の夜~

18:19
2088列車、川添駅到着。

今時分の季節だと夜ではなく夕方になるが、陽の短い冬になると辺りはすっかり暗闇の中である。
南部での撮影後の帰り道、川添駅で2088列車に追いつくことが何度かあった。

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夜の帳が下りた静寂の駅にディーゼル機関車のアイドリング音だけが響き渡る。
DD51好きにとっては何分いや何時間見ていても飽きない光景だ。

18:27
DD51の長いノーズの先に見える出発信号が赤から青に変わる。
信号は勿論、乗務行路表や計器類に何度も指差し確認が行われ、自弁に左手がかかった。

ここから先の迫力の出発シーンはDD51ファンの方々には想像出来ると思う。
暗闇の中に最後尾のコキが消え去ってもその余韻に浸っていたのは言うまでもない。
その時の光景、音、においは今もなお心に焼き付いている。

2013.1 紀勢本線 川添

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惜別DD51-852 ~枯れススキの路~

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冬の切り通しを彩る枯れススキたちに盛大に手を振られて。

2013.1 紀勢本線

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惜別DD51-852 ~新緑の大名倉カーブ~

「荷坂峠の山桜」の記事の写真と同じ撮影地。

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この何年か前に曇りの日の新緑は撮っていた。フィルムでの撮影でこれも思い出深い750号機だった。
曇りの新緑もしっとりとした色合いで良いものなのだが、逆光に輝く新緑も見たくなって再びこの場所に立った。

今回の撮影も機関車の色には特にこだわりはなかったのだが、ラッキーなことに国鉄色852号機が大名倉トンネルから飛び出してきた。車輪を軋ませながら豪快にカーブを滑り降りるシーンは何度見ても飽きなかった。

通過直前に雲が湧き出してハラハラ、ドキドキ。結局自分の立ち位置の手前の山は陰ってしまったが、列車と対面の新緑には何とか陽が当たってくれたことも良い思い出。

2012.4 紀勢本線

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惜別 DD51-852 ~曇天の峠道~

DD51-852の記事を…と言ったもののハードディスクの読み込みすらかなりの時間がかかるパソコンなので捜索が難航。
四日かかってようやく見つけ出したものから。

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25‰の峠道。
陽が射せば逆光、それはそれは機関車、煙、新緑が美しく輝く場所。
そうなれば、自分のことだから機関車の色や番号関係なしに思い切り切り詰め露出で撮っていたはず。
当時は曇天の空を恨めしく思いながら撮影したが、今思えばこれはこれで良い記録だったのかな。

2012.4 紀勢本線

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惜別 DD51-852  ~栄光の機関車~

先日、ある方からDD51-852が落ちたと聞いた。
厚狭区の生え抜きで美祢や岡見貨物に通われていた方には馴染みの機関車だったのではないだろうか。
東日本大震災の緊急石油輸送では磐越西線でその任務に当たったことは記憶に新しい。

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形式写真と呼ぶには角度(レンズ)、方向も光もお粗末な写真だが、こんなものしか撮っていない。


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晩年は愛知機関区で過ごし、最後まで国鉄色を固持した852号機。地味な活躍でありながら、紀勢貨物最終列車の牽引にも抜擢されるなど、私にとっては栄光の機関車のひとつ。

機関車メインで撮った写真は少ないが、何回かに分けて取り上げていこうと思う。

2013.1 紀勢本線 鵜殿 (二枚とも)

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