大晦日

2015年もあと1時間程で終わろうとしている。



2015年最後の日の出を受けてひた走る12000系スナックカー。来年もこの車輌中心に「日常の光景」を大切に写真撮影を楽しみたいと思う。

見にくいところも多くあったとは思いますが、ご覧いただいた皆様ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。

2015年12月31日 近鉄 大阪線

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青山高原を背に

朝焼けが異様なくらい綺麗な朝だった。
日の出の頃になってもまだその余韻が残っていた。

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青山高原とは全く違う狙いで現地を訪れたのだが、狙いの鮮魚列車の通過時刻が迫るにつれ太陽の周りに雲がまとわり付き始めた。いつものパターンか…と思いつつふと山に目をやると朝陽に輝く青山高原の風車が目に飛び込んできた。
立ち位置をダッシュで大幅に変更、レンズを望遠ズームに付け替えて即興で構図を作る。前走りの二本の特急列車で反射位置の確認と構図の微調整が済むやいなやすぐに本番。
太陽は直接列車には当たらなかったものの、焼けた空のお陰で列車サイドが思いのほか輝いてくれたのが救いだった。
ただ障害物が多く、まだまだ構図も煮詰めれたはずなのでまたチャンスがあれば狙ってみたいと思う。
ちなみに前走りの特急は二本共に12200系スナックカー。自分にとっては僅か5分にも満たない間の豪華3本立てだった。

2015.12 近鉄 大阪線

師走の城下町

クリスマスが終われば街も人もひと息つく間もなく一気に正月準備に慌ただしく追われる。

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昭和の風情が残る伊賀上野の城下町の路地を860系レトロ電車が横切った。

2011.12 伊賀鉄道

クリスマスツリー

今冬はまだ雪の足音が聞こえてこない。
この界隈でも12月下旬ともなれば1~2度は薄っすらでも積雪があり、車のタイヤを慌てて冬用タイヤに交換する頃。
しかし今年はまだ冬用タイヤのことも全然頭をよぎらないクリスマスとなった。

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本場のクリスマスツリーから見ればかわいいものかも知れないが、12月としてはそこそこの積雪だった。
時刻は17時頃。デビュー間もない「ふくにん列車」が夕闇迫る厳冬の森に走り去っていった。

2010 12 伊賀鉄道



クリスマスイブ

…なんて柄じゃないですが、それらしい写真を撮っていたので。

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ささやかに飾り付けられた三角屋根がチャームポイントの上野市駅。
今日は脇役の伊賀上野城が聖夜をそっと見守る。

2011.12 伊賀鉄道 上野市

紀勢再訪3 

二木島の漁村は紀勢(東)本線の中でも、もっとも東紀州らしい景色を見られる場所のひとつ。



初めて二木島へ重連貨物列車を撮影に行ったときもこの定番のアングルで狙った。
満開の桜、秋の二木島祭、冬の秋刀魚水揚げなど年間通じて通ったものだった。
ここの長閑な環境が気に入ってよく車中泊の場所にも選んだ。ひとり満点の星空の下で見送った最終列車、静かな入り江から昇る朝陽。
紀勢貨物最終日の「さよなら単機」もここで見送った。

そんな思い出に浸るのも束の間、正午を告げるエーデルワイスの音楽と共に懐かしいカラーのキハが姿を現した。

2015.12.06 紀勢本線



錦秋 紀伊長島港

12月も中旬を過ぎれば三重県北中部や伊賀地方ではすっかり冬の装い。
しかしそこは南北に長い三重県、荷坂峠を下って紀伊の国に入ればまだ秋の風景を楽しむことが出来る。

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「錦秋」と書けば少しオーバーに感じる写真かもしれないが、植林地が多く紅葉との組み合わせが難しかった紀勢本線、特に海沿いの区間ではなかなか見つけることが出来なかった。

紀伊長島駅8時1分発。
朝陽に照らされた漁船と可動橋に見送られて2089列車が鵜殿目指して旅立っていった。

2012.12 紀勢本線

身を寄せ合って

今朝(日付は変わってしまったが)の当地はこの冬一番の冷え込みになったのではないだろうか。
放射冷却でぐっと冷え込んだ朝の楽しみは「霜」だ。
その霜も気温だけでなく風や湿度にも影響されるようでなかなか期待通りには狙わせてはくれない。

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あぜ道に目をやれば寒さに耐え忍ぶようにその小さな身体を丸めて身を寄せ合う三つ葉のクローバー。
普段なら気にも留めずに踏んで歩いてしまいそうだが、今日はそんな彼たちに主役になってもらう。
キンキンに冷え固まった地面に寝そべって震えながら待つことしばし。
まもなく日の出を告げる6603列車ビスタカーがモーター音高らかに駆け抜けていった。

2015.12 近鉄 大阪線




薄暮に飛ぶ

昨日アップした「しまかぜ」と同じ日の写真。
夕方に大阪へ帰ってゆく「しまかぜ」の当地の通過時刻は17時半頃。夏場なら陽光下での撮影が可能であるが冬場は暗闇迫る時間帯。フィルム時代ならとっくに諦めて帰り自宅でくつろいでいる時間帯であるが、デジタルはそうはさせてくれない。薄暮の撮影に夢中になっている間にすっかり真っ暗、家からの苦情電話でハッと我に返ることもしばしば。



日中は雲に苦しめられた一日だったようだが、日没の頃になるとすっきり晴れ渡った空に。
肉眼では暗闇の世界だったが、僅かに残照の残る西空が欲しくてISO2000・1/8秒。
宵の明星に向かって薄暮に飛ぶ「しまかぜ」をキャッチすることができた。空にノイズが出てしまったが、デジタルの恩恵にあやかって撮影することが出来た一枚。

2013.12 近鉄 大阪線

しまかぜ

「しまかぜ」をまだ取り上げてなかった。
現在進行中の撮影課題である近鉄であるが、その撮影開始のきっかけとなったのが「しまかぜ」の運行開始だった。
今までの近鉄のイメージを覆す斬新なデザインとカラーの「しまかぜ」はそれまでの「乗る」だけの対象から「撮る」対象へと私を導いてくれた。

紀勢貨物の最終運行日が2013年3月15日で「しまかぜ」の営業運転開始が3月21日。
十数年に渡って追い続けてきた紀勢貨物との永遠の決別。当分はカメラも持たず傷心に浸るものだと自分でも思っていたのだが、約一週間あまりで次の恋人、いや撮影対象を見つけたことになる。これもまた運命であろうか。

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12月中旬、紅葉も終わると雪でも降らない限り季節ネタが渇する時期。(まだまだ自分の着眼点が甘いということ)
それまで季節感を優先させて撮影してきたのでこういった車輌中心の写真をほとんど撮ってなかった。当日のフォルダを見返すと早朝は晴れ間もあったようだが、しまかぜタイムは曇天。いよいよ追い込まれてここに辿りついたようだ。

2013.12 近鉄 大阪線


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白影

Author:白影
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四季折々の鉄道風景写真を中心に公開していきたいと思います。

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